Journal — Mukawa Shishamo
希少な固有種を、公的な案内から正しくご紹介します。
Journal|2026.09.05
この読みものは、となり町むかわの「ししゃも」についてのご案内です。ししゃもは、北海道の太平洋岸だけにすむ固有種で、むかわ町の町魚に選ばれた魚です。
ただし、いま新物が食べられるわけではありません。むかわ町の案内では、資源の減少により令和5年度から休漁がつづいています。
ここでは、鵡川ししゃもがどんな魚で、なぜ希少なのかを、公的な研究機関や町の案内をもとにお伝えします。みつのある厚真町から、となり町の秋の話です。
シシャモは、サケ目キュウリウオ科シシャモ属の魚です。北海道立総合研究機構の案内では、北海道の太平洋岸に生息するとされています。
のぼる川は、ごくかぎられています。東は厚岸町の別寒辺牛川から、西は八雲町の遊楽部川まで、わずか十数河川にのぼる、北海道の固有種です。
遡上する川は、この十数河川にかぎられます。数のかぎられた、貴重な魚です。
ししゃもは、平成7年7月に、むかわ町の町魚に指定されました。町を代表する魚として、選ばれています。
さらに平成18年11月17日には、「鵡川ししゃも」が地域団体商標として登録されました。申請したのは、鵡川漁業協同組合です。
「鵡川ししゃも」という呼び名は、こうしてむかわの土地と結びついた名前として守られています。
鵡川のししゃも漁は、10月から11月下旬にかけておこなわれてきました。近年は10月上旬に始めて、開始日から40日間だけの漁でした。
ただし、いまは漁がおこなわれていません。むかわ町の案内では、ししゃも資源の減少により、令和5年度から休漁がつづいています。
そのため、秋に訪れても、その年にとれた新物のししゃもを味わえるとはかぎりません。まずは、この事実を知っておいていただけたらと思います。
ししゃもの主な加工方法は、「すだれ干し」です。漁獲したししゃもに、1パーセント前後の塩分を加えます。
そして、冷たい浜風で2日から3日間、干しあげます。漁期には、加工店の前にすだれ干しが並び、秋の風物として知られています。
漁がおこなわれていたころは、これも鵡川の秋の風景の、ひとつでした。
むかわ町は令和7年3月に、11月1日を「むかわ町ししゃもの日」として制定しました。
11月1日は、これまで漁がさかんにおこなわれてきた時期にあたります。休漁がつづくいまも、町はししゃもの文化を受け継いでいます。
むかわ町は、町魚への指定、地域団体商標の登録、そして「ししゃもの日」の制定をとおして、この魚を大切にしてきました。
みつは、北海道の厚真町にあります。むかわ町は、そのとなり町にあたります。新千歳空港から車で約30分、苫小牧までは約20分です。行き方は、アクセスのページをご覧ください。
むかわ町は、太平洋に面した海の町で、海の恵みがゆたかな土地です。秋は、この沿岸をめぐるのによい季節です。周辺の見どころは、周辺観光のページにまとめています。
みつの夕食は、北海道の旬を映す会席のおまかせコースです。朝食も、素泊まりのプランを除いてお出しします。お食事のことは、お食事のページでご覧いただけます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 客室 | 1日3組・全3室(木・実・月) |
| 新千歳空港から | 車で約30分 |
| チェックイン/アウト | 15:00〜19:00/10:00 |
| 駐車場 | 10台・無料・予約不要 |
Q. 鵡川ししゃもは、いま食べられますか?
むかわ町の案内では、資源の減少により令和5年度から休漁がつづいています。漁は例年10月から11月下旬におこなわれてきましたが、いまはおこなわれていません。
Q. ししゃもは、どんな魚ですか?
サケ目キュウリウオ科シシャモ属の魚で、北海道の太平洋岸だけにすむ固有種です。東は厚岸町の別寒辺牛川から西は八雲町の遊楽部川まで、わずか十数河川にのぼります。
Q. 「鵡川ししゃも」とは、何ですか?
平成18年11月17日に、地域団体商標として登録された名前です。ししゃもは平成7年7月に、むかわ町の町魚に指定されています。
Q. すだれ干しとは、どんな加工ですか?
漁獲したししゃもに1パーセント前後の塩分を加え、冷たい浜風で2日から3日間干す方法です。漁期には、加工店の前にすだれ干しが並び、秋の風物として知られています。